飼育環境
飼育環境は卵にとってではなく、ニワトリにとって、もっとも大切なことです。
さまざまな動物に備わっている帰巣本能や卵を生みたくなる場所の提供など、ニワトリの習性を最大限活用した飼い方をしています。
「野良飼い」
という飼い方です。
害獣から守れるニワトリ小屋は用意してあります。
ですが小屋の中には水飲み場はありません。
朝、ニワトリ小屋を開けておきますので、自然に流れる湧水を飲みに行ってもらっています。
朝に手作りの餌をあげています。
小屋から出るとそこは自然そのものですので、それぞれの季節にあるものを食べてもらっています。
夕方暗くなると、帰巣本能でいつもの小屋の中の止まり木に止まって寝ます。
ニワトリが動物としての本能を尊重できる、暮らし方を心がけています。
ニワトリが生きて行くための仕事として卵をうんでもらっています。
ニワトリの精神や身体、自然環境に無理のない飼育環境を提供してすることが一番のこだわりで、それが卵の味になると信じています。