株式会社SUNファームは、千葉県市原市にあるソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の実証農園です。 再生可能エネルギーの生成と先進的な栽培技術の導入による高収益作物の栽培を融合した近未来型農業の姿を 皆様にお伝えすべく、2018年にオープンしました。 現在SUNファームでは、様々な形の栽培方法を導入しております。
これまでに、ソーラーシェアリング設備下でのブルーベリーの養液ポット栽培、 水耕トマト栽培、菌床キクラゲ栽培など、様々な栽培方法を実践して知見を集約して 来ました。 現在は、バーク材(針葉樹の樹皮を砕いたもの)を活用した果樹など (ブルーベリー、ラズベリー、イチジク、オリーブ、レモン、榊)の栽培や、 農薬や化学肥料を一切使わずに微生物の力を借りて土づくりを行う自然農での野菜栽 培に力を入れています。
ソーラーシェアリングの実証施設として稼動しているSUNファームですが、2021年度から生果だけでなく、収穫した作物を使った6次化商品の開発と販売も行っております。第1弾として、佐賀県のお酢メーカーさんとコラボし、SUNファームで収穫したブルーベリーを使ったブルーベリービネガーを、続いてトマト、キクラゲなどを使用したピクルスを開発しました。
現在はネットショップや催事などでの販売の他に、千葉県市原市のふるさと納税の返礼品としても掲載頂いております。SDGs、フードロスというキーワードが注目されている昨今、私達が持続可能な世界を築いていくために社会に貢献できることは「エネルギーの問題」と「食料の問題」と考えております。
その解決の一助として、ソーラーシェアリングによってクリーンエネルギーを生み出しながら育った環境にやさしい農産物の加工品を通して、食料とエネルギーの地産地消による地域づくりへの貢献を目指しています。